「問い合わせが増えない」「売上が伸びない」…そんなECサイトに関する悩みを解消するために取り入れたいのがコンテンツマーケティングです。視覚的に訴えることのできるECサイトでのコンテンツ発信が、ファンを増やすきっかけになります。
ファンを増やすにはまず、ユーザーに「自分にぴったりのサイトだ」と思ってもらわなくてはいけません。そのためにはターゲットだけではなく、ペルソナも設定する必要があります。最初にやりたいのが自社ECサイトのマーケット把握。自社のサービスがどんなユーザーに響くのかを理解しなくてはいけません。ターゲットをしぼったら、自社のコンテンツに必ず響くであろうペルソナを設定します。自社の顧客情報やアンケートをもとにした生の声を参考に、リアルな人物像を創っていきます。年齢や性別、仕事、家族構成、休日の過ごし方、見ているサイト、趣味などの項目をもとにペルソナを決めていくと、コンテンツ作成もスムーズに進むでしょう。
コンテンツマーケティングというのは、たくさん記事を書けばいいというものではありません。量だけで質の伴わないコンテンツを発信し続けても、サイトのファン離れにつながるだけです。数よりも質を上げることに注力しましょう。文字数については、通勤電車の中のスキマ時間で読まれるものなら1,500~2,000文字のサクッと読めるもの、帰宅後に読まれるなら5,000字前後のじっくり読めるものなど、その記事が読まれるシーンをイメージすると決めやすいかもしれません。そして何より大事なのが記事の中身。文字数を意識するあまり、同じことを何度も書いたり内容が支離滅裂になったりしているような記事では意味がありません。記事を書く前に伝えたいことを明確にし、サイトに訪れるユーザーが知りたいことは何かを意識しながら書いていきましょう。
コンテンツを拡充することで確実にユーザー数は伸びてきます。ですが、ECサイトの構造そのものがよくなければその先の購入までは進んでもらえません。しっかりとしたシステム構築も大事です。あらかじめ地盤が整っている、ecbeingのようなパッケージを導入するといいのではないでしょうか。ファンが増えればリピーターも増え、売上アップへの好循環が生まれるはずです。